投資家の仕事は、「待つこと」ではないでしょうか。
株価は企業の実態を表している言われるが、株価の推移はあくまでも投資家の心理によって売り買いをされます。
いくら論理的に考えても、いくら筋の通ったやりかたでも必ず想定通りの動きになるとは限りません。
株価は理屈で動くわけではなく、投資家の感情やそれに基づく行動による需給関係により推移していきます。
投資家の心理とは、投資家がその企業を見る視点により株価が実体以上に大きく見えたり、小さく見えたりすること。
その視点は、投資というのは様々な要件によって構成されています。
つまり、その企業が持つ本来の価値を、株価が常に表しているのではなく、タイムラグが生じています。
むしろ、人気が出るまでの間、時間がかかることが多い。
「株を買ったけれども、ちっとも上がらない」のが普通の状態であれば、「投資家の仕事は待つこと」と言えそうです。
参考「あなたが投資で儲からない理由」