自分の頭の中が、堂々巡りの状態から抜け出せない。何を考えているのだろう。から一歩進んで自分の頭の中をスッキリさせ、それを相手にわかりやすく伝えるテクニックが述べられています。 具体的な方法論を述べるのではなく、まとめるヒントを示すことにより…
例えば、上のグラフの様に1月が1万円だった株価が、5月に6500円まで下がり続け、その後12月に1万1000円になったとします。 Aさんは1月から月10万円で株を買い続け、Bさんは5月から15万円で株を買い続けます。 2人の投資額は120万円で同額ですが、12月時点で…
本書は世界の歴史を金融の面から考察しています。 「人は感情と勘定で動く」と言いますが、歴史でも当てはまることだと思います。お金は人を動かす一種のエネルギーだとすると、お金がたくさんある国は歴史を動かす力があると言えます。 そのエネルギーを蓄…
体の中に発生した活性酸素が増えすぎた状態を「酸化」といい、酸化は「体のサビ」といえます。それ以外にも、体のコゲがあります。それが「糖化」と言われる現象です。 糖化の原因は、食事や間食で摂り過ぎた糖質が、体の中でタンパク質と結びつき、タンパク…
人前で投資の話をすることは、何だかはばかれます。悪いことをしているわけではありませんが、どうしてでしょうか。 義務教育課程では投資に関する授業はありませんし、家庭内でもお金の話をすると親から注意されたこともあるでしょう。根底には、お金は汚い…
人の気持ちが良くわかり、友人のそばでそっと支えようとする息子と、その息子の言動からその奥にある要素を捉えようとする母。しかし、考えすぎるあまり、時には思考の循環に陥ってしまう。 そんな時、配偶者のガテン系っぽい朴訥な意見が現実に戻す。身近に…
本書は英国人と結婚した日本人女性が、中学生になる息子の成長を描いた作品ですが、英国の制度や政治状況、そして実際に街で暮らす人の人種問題、貧困、教育制度も織り交ぜています。 とても読みやすい文章でありながら、政治的な話題をさりげなく物語の背景…
もし仮に、「リスク=収益のブレ」と考えると、長期投資はリスクを低減させると考えることはある程度正しい考えです。 長く投資をすれば、その変動幅は平均値に近づくことがその理由。 気温で例えてみれば、昼と夜では気温差がありますが、その測定期間を長…
株式市場が上がり始めると、「持たざるリスク」ということが言われます。 株を持っているからこそリスクがあるのに、持っていないリスクとは一体何だろう。 これは、簡単に言うと「機会損失」のことであり、言い換えると「儲け損なう」ということです。 株価…
投資家の仕事は、「待つこと」ではないでしょうか。 株価は企業の実態を表している言われるが、株価の推移はあくまでも投資家の心理によって売り買いをされます。 いくら論理的に考えても、いくら筋の通ったやりかたでも必ず想定通りの動きになるとは限りま…